4月15日 四日市で大揺れ!

 いやぁ揺れて揺れてびっくり。昼の0時過ぎは近鉄四日市の駅から歩き始めて、神社の鳥居を入れて近鉄内部線を撮影しようと思っていた。ところが神社に居たハトとカラスが飛び立って絵馬がカタカタ揺れ始めた。と、いきなりぐらぐら、大きな社が右に左に振れて水がめの水が飛び散る。なんかすごいコトになっていた。後でニュースを聞くと亀山で震度5強(1時間ほど前に亀山を通っていた)、四日市でも震度4。
 今年の2月には釧路で地震に遭遇。数年前には苫小牧でコンビナートが燃えた地震を札幌で遭遇・・・遭遇こそしていないものの各地で大きな地震もおきていて、いやな感じがする。
 それっきり近くを走っている近鉄本線は列車が走ってこない。でも、ナローゲージの近鉄内部線は普通に走ってきた。地面に座って撮影していると、しばらく小さな揺れが続いている・・が、小さな電車はちゃんと走ってくる。まあ、もともとゆっくり走る電車だし・・・
 通行止めになった高速を避けて国道1号線で家に向かう。日付が変わった頃帰宅。

Ph2007041501 朝は先日撮り足りなかった関西本線で数本撮影

Ph2007041502 近鉄内部線では乗車して撮影

Ph2007041503 神社で大揺れ、水も飛び出す

Ph2007041504 近鉄の本線は運転休止3時過ぎまで止まっていた

Ph2007041505 帰りにはちょっとだけ名鉄も撮影

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4月14日 淡い緑の嵯峨野トロッコ

 明け方まで土砂降りの雨と雷の荒れた天気だったのだが、朝には青い空が戻ってきた。戻ってきたと言うよりは、久々に見る真っ青な空だ。8時過ぎに車を動かしたのだが、本日の撮影目標嵯峨野観光鉄道は10時ごろからしか動かない。せっかくの青い空だし、とりあえず山陰本線を数本撮影した。昨年秋のパターンと同様に、今回も最初の一本はトロッコ列車に乗車。当日切符購入なのだがラッキーにも帰りはオープンデッキの5号車が取れた。アクリル板の天井からは空と名残の桜、そして出始めたばかりの緑が見える。少々風が強かったのだが保津川を渡る風を受けてしばしの車窓を楽しんだ。
 昼近くなってからトロッコ列車の走行写真撮影。この列車は光まわりが午後が良く、また谷間に敷かれているために、あまり早い時間には列車に日が当たりにくい。定番の撮影地を何ヶ所か撮っているうちに夕方になって線路に山の影が落ち始め本日の撮影終了。この頃には空にはまったく雲がなくなって理想的な天気になった。予定ではこのまま東京に帰るつもりだったのだが、天気予報がずれて明日の午前中くらいは晴れるとのこと。少し予定を変更してもう一日撮影を継続する。

Ph2007041401 朝方は山陰本線の撮影

Ph2007041402 まずはトロッコ列車に乗車。天気も良くていい感じの車窓が楽しめた

Ph2007041403 保津川駅に進入するトロッコ列車

Ph2007041404 あたりの山は淡い緑に変わり始めた

Ph2007041405
トロッコに乗車する“オニ”保津川の吊り橋上で

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4月13日 大和路・花散らしの風

 今日も朝から近鉄橿原線の撮影。早朝は雲が多いものの風もなくて穏やか。そのまま大和郡山の城と鉄道を絡めて撮影を始める。このころから風が強くなり、残っていた桜も花吹雪になって飛びかう状態に。カメラをセットして構えていても全身が桜の花びらまみれになるほどの様子。しばし過ぎ行く春を楽しむ。
 昼過ぎると雲は厚くなり、風も強くなって雨でも降りそうになってくる。ここで鉄道の撮影は終了。昨日の薬師寺に続いて中学校以来の奈良・大和路観光を決め込んだ。まずは法隆寺。五重塔、本堂も立派なのだがもちろん見るべきは仏像。子供の頃には正直まったく分からなかった仏像も、ほんの少し分かるような気がする。ふと気づくと数時間が経過していた。遅くなったのだがそのまま東大寺に。これも修学旅行の頃の記憶は曖昧なのだが、巨大な建物と仏像の威圧感をじっくりと感じる時間が持てた。途中から雨でも降りそうな天気から突然晴れ始めて、いつもなら慌てて鉄道撮影に向かうところなのだが、今回は別。時にはこんな旅もいい。明日は京都へ。

Ph2007041301_1 郡山の城跡を走る近鉄橿原線

Ph2007041302 花散らしの風に舞う

Ph2007041303 法隆寺

Ph2007041304_1 夢殿ではしだれ桜が満開

Ph2007041305 奈良の大仏。やはり実物を見ると圧倒される

Ph2007041306 帰りにはシカと遊んで・・

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4月12日 薬師寺と近鉄橿原線

 薬師寺を訪れるのは中学校の修学旅行以来のこと。来たことは覚えているのだが、覚えているのは奈良公園で鹿に襲われたコトくらい・・・。昔の写真で薬師寺の五重塔と近鉄橿原線をあわせて撮影している写真を見たことがある。薬師寺の塀の横を走っているわけだから、多少風景が変わっても、なんとかなると思っていた。ところが・・・あまりにも変わっている。線路に沿った木々はものすごく伸びて、逆に線路の傍には家がたくさん建っている。これは厳しい。3~4時間にわたってロケハンを続けたのだが思うような場所がない。光線状態の良くなる午後まで薬師寺を歩いて、結局参道の桜並木でなんとか撮影。それなりに工夫して撮影しただけに、思ったより良い写真になった。
 明日も大和路の撮影を継続。

Ph2007041201 午前中はロケハンしてから薬師寺を歩く

Ph2007041202 薬師寺の参道で

Ph2007041203 午後はちょっとだけ奈良線も撮影。桜はなんとかもっている感じ

Ph2007041204 近鉄橿原線の列車も撮影

Ph2007041205 夜は地元の旬の味かますこ。ポン酢で食べるとほのかに甘くておいしい

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4月11日 吉野千本桜

 鉄道写真家という仕事柄各地を廻っているのだが、意外に弱いのが奈良県。考えてみると奈良県に立ち入ったのは数年ぶり。それも10年ぶりに近い。まして吉野は初めての撮影だ。苦手意識をなくすべく今回の撮影テーマは大和路の春。
 朝は吉野川に架かる近鉄吉野線の撮影から。川岸に咲くソメイヨシノは満開で美しい。列車本数も多くて撮りやすい場所だ。しかし、この鉄橋の撮りやすさで、いろいろ撮っていたのが後で響く。10時近くになってから吉野山に向かうと、平日だと言うのに車がものすごく多い。昨日ロケハンしてあった山の駐車場はすでに満車で登る道から進入禁止になっている。仕方なく吉野駅近くの駐車場に車を止めてロープウェイの駅まで歩く。もちろんロープウェイ&山の上もすごい。さすがに世界遺産の観光地といった感じだ。吉野駅といっしょに撮影するのは吉野山の下千本と言われる桜。桜の状態はぎりぎりセーフ。状況としては上千本がピークらしいのだが、列車といっしょに撮影することができないのが残念。それでも風に舞う花吹雪の中での撮影。穏やかな一日が過ぎた。明日も奈良の撮影。

Ph2007041101 吉野川に架かる鉄橋。ソメイヨシノは満開

Ph2007041102 吉野山に上るロープウェイ

Ph2007041103 下千本の桜もなんとかセーフだ


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4月10日 笠置の桜

 京都府の南側、奈良に近い場所にある笠置。桜に囲まれた駅としても有名だ。とにかく走っている車両が大きく変わらないだけに久々の訪問となった。小さかった桜が大きくなって、きれいに咲いている場所もあるのだが、駅付近は立ち入り禁止になって以前撮れていた場所が撮影できなくなったり、老木で花を付けなくなった場所もある。全体としては撮影場所が限られた印象だ。特にまいったのが笠置公園に行く道から見えていた笠置駅の俯瞰ポイント。きれいに開けていた場所が、下からは杉が、両側からも木の枝が伸びて視界を遮っている。もう数年で完全に見えなくなりそうだ。
 午後になるとうす雲が広がって本日の撮影終了。明日撮影する吉野へ移動してロケハンをする。

Ph2007041001 笠置の桜はちょうどピーク

Ph2007041002 俯瞰場所も視界が限られてきた

Ph2007041003 木津川の沈下橋で記念写真

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3月15日 特急あかつき

 今日の予定では大津付近で琵琶湖をバックに特急日本海の撮影をするつもりで西大津に宿をとっていた。ところが起きてみると天気予報はきっちり外れて曇り空。とりあえず琵琶湖バックは諦めて駅でスナップ。
 さて困った。次の予定は夜の9時前。まだ10時間もある。考えた挙句、大阪の交通科学館に行ってみた。関東の人間は神田の交通博物館ばかりで始めての場所。ちょうど遠足の子供達も多くていい感じのスナップが撮れる。それでも時間が余って、夕方合流した川島さんと大阪駅近くで特急はるかのスナップをしたり、デパートを廻ったり・・・何とか時間をつぶして特急あかつきに乗り込んだ。

Ph2007031501 大阪の交通科学館

Ph2007031502 ジオラマでは子供達の歓声が響く

Ph2007031503 D51、C62、キハ81が並ぶ

Ph2007031504 現役を見れなかったEF52も展示

Ph2007031505 ようやく夜。あかつきの時間

Ph2007031506 今日は贅沢にA個室

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3月14日 日本海は大阪へ

 昨夜遅れて出発した特急日本海、だいぶ遅れを取り戻したものの、やはり1時間以上の遅れで朝を迎えた。残念ながら天気はイマイチ。新疋田のループ線や琵琶湖の車窓を撮りたかっただけに厳しい。もちろん現状ベストで撮影を続けて大阪駅に到着。今日の午後から東京で仕事のある川島さんと別れてホテルに向かう。
 まだチェックインの時間には早いので、荷物だけを預けて余った時間で路面を走る電車、京阪石山坂本線にスナップに行く。これがまた取材ではなくて気がぬけたのかホテルにCFカードを忘れる大失態。ポケットに入っていたコンパクトデジカメのSDカードを使ってなんとか撮影する。カードを取りにホテルへ戻り京都駅へ。明日乗る予定の“あかつき&なは”をスナップして終了。

Ph2007031401 富山あたりで夜明け。天気はもうひといき

Ph2007031402 福井で積み込んだ駅弁で朝ごはん

Ph2007031403 川島さんもこの時はのんびり(川島さんから掲載の許可をいただきました)

Ph2007031404 少々遅れて日本海到着

Ph2007031405 大阪駅では懐かしい103系を見る

Ph2007031406 午後のヒマ時間は京阪石山坂本線でスナップ

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1月13日 城巡り三日目

 今日は一気に明石と姫路を取材。朝方琵琶湖の湖畔を散歩したのだが、どんどん天気が悪くなって雨や小雪がちらつく天気。少し早めに新快速に乗って明石に向う。京都に近づいた頃から天気は良くなり、明石では快晴。魚の棚商店街を歩いて撮影をしたのだが、ここが良い感じの商店街。午後遅いセリの魚は、道路にぴちぴちと跳ねるし、おばちゃん、おじさんも雰囲気いいし、近くにあったら嬉しい感じの商店街だった。
 午後は姫路城の取材。途中まで観光課の方に案内してもらいながら歩いたのだが、ここまで廻ってきた3つの城と比べて比較にならないほど大きい。今回のルートで松本>犬山>彦根>姫路の城の見方はけっこう良かったのではないかと思う。夕方まで撮影して取材終了。新幹線で東京へ。

Ph2007011301 朝の琵琶湖はどんより

Ph2007011302 明石ではもちろん明石焼きも、この写真・・ちょっと食べちゃいました

Ph2007011303 魚の棚、良い感じ

Ph2007011304 姫路城の巨大さに感動

Ph2007011305 帰りの新幹線ではあなご弁当&ビール

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11月29日 嵐山を歩く

 予定では昨日で京都の秋を終えて四国に移動するつもりだったのだが、天気が良さそうなのと少々撮り足りない気がして一日撮影を延長した。朝は昨日に引き続いてトロッコ嵯峨野を撮影。この路線は保津川に沿って走っている。大きく蛇行しているものの谷間の北斜面側を走るところが多くて日当たりが悪い(列車からは日の当たった風景が良く見えるのだが)。従って風景全体に日が当たらない朝がひとつの撮影チャンスになる。まだ頑張っている紅葉の葉っぱを入れて撮影、良い感じに朝の撮影が終わった。
 トロッコの最大の撮影地はトロッコと谷間で交差する山陰本線の保津峡駅のホームから俯瞰するポイントだ。ここの光線状態は午後の早い時間帯のみ撮影できる。もちろん他の撮影ポイントもあるのだが、せっかくこの季節に嵯峨野に来たわけで、嵐山でスナップをすることにした。ところが・・・さすが京都の秋。嵐山の渡月橋あたりは車、車、車・・・で人、人、人・・・駐車場もいっぱいならとても撮影する雰囲気ではない。早々に引き上げて“化野(あだしの)念仏寺”あたりで紅葉を中心にスナップ。嵐山もこのへんまで来ると観光客の数もぐっと減ってのんびりと歩けるようになる。その後トロッコに戻って夕方まで撮影を続ける。
 4時過ぎに撮影を終了して移動開始。7時には明石大橋を渡って淡路島に入った。本当なら四国まで入ってしまいたいのだが、先日撮影したトワイライトエクスプレスの納期が迫っている。ここで一部の写真のセレクトと色合いの調整をしてディスクを焼く。気付けば深夜になっていて、そのまま高速パーキングで宿泊。

Ph2006112901 朝のトロッコ。紅葉はぎりぎりの感じ

Ph2006112902 念仏寺の紅葉

Ph2006112903 渡月橋はひとだらけ

Ph2006112904 トロッコ嵐山駅のD5151

Ph2006112905 ホンモノの動輪で作られたモニュメント。なんかすごい・・

Ph2006112906 夜には淡路島に到着


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