1月23日 しまなみ街道

 朝、生口島の民宿を出て多々羅大橋を歩き始める。車は例によってヨメに回送してもらう。世界一の斜張橋だけあって歩き出すと長い。
 しまなみ街道は、橋のほとんどの部分に歩道が付いている。(新尾道大橋だけは歩道がなく、並行する尾道大橋も自転車徒歩とも可能だが、整備した歩道がなくて危ない。この区間だけは渡船を使った方が安全だ)それに引き換え、車で移動すると、パーキングも少なくて、さっと通り過ぎてしまう。しまなみ街道を楽しもうと思ったら、一部の区間でもいいから歩くのが楽しい。
 午後は今治へ出て電車で松山へ。松山ではお城と温泉の取材。松山は先月来たばかりで、土地感もばっちり。効率の良い取材となる。夜の道後温泉を撮影して、今回の取材終了。
(3月に学研の「おとなの青春18切符」に掲載予定です)
 暗くなってから八幡浜に移動。夜早い便で九州に渡ってしまおうと、急いで向ったのだが、到着してみると港の様子が妙に静かだ。受付に行ってみると・・「船舶ドック入りのため3月まで休航」の張り紙が・・・待合室で3時間、今日の撮影データの整理。更に船に乗ってからも写真セレクトとディスク作成をして寝たのが午前4時。

Ph2007012301 民宿一休のご夫婦。お世話になりました

Ph2007012302 生口島にはこんな地名も

Ph2007012303 当然レモンがいっぱい

Ph2007012304 歩いて愛媛県に入る

Ph2007012305 今治から松山へは電車で

Ph2007012306 おなじみ松山市電の坊ちゃん列車

Ph2007012307 夜はフェリーで臼杵に渡る


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12月5日 宇和島のみかん畑

 寒い朝。車も凍り、辺りの草にも霜が付いていた。四国の平野はもちろん各地で初氷初霜の便りがあったようだ。松山が晴れず、天気の良さそうな宇和島に移動しての撮影だ。ところが朝からきっちり曇り。時々日差しが出る程度で、今日も曇りが続いた。
 とにかく撮影を開始。予讃線の非電化区間でみかん畑からの撮影だ。これが意外なことに曇りで良かったようだ。主に逆光気味になるポイントで、日差しがあるとみかんが逆光で黒く見えてしまう。むしろうす曇の時のほうがきれいに見えた。夕方からは宇和島の駅を少しスナップして松山に戻る。夜になって某雑誌編集部からできるだけ早く帰ってきてくれ!と電話が来る。元々のスケジュールからしても明日が四国撮影の限界。松山界隈に来てすでに3日、明日こそ晴れて欲しい。

Ph2006120501 朝は霜が落ちるほどの寒さ

Ph2006120502 宇和島でもみかんの収穫が続く。撮影していたらみかん農家の方から両手にいっぱいのみかんをいただいた

Ph2006120503 曇りが続く予讃線。でもみかんの感じは良い

Ph2006120504 宇和島でみつけたご当地ピンズ、一個買ったら琴平駅名版が出た

Ph2006120505 宇和島駅前には坊ちゃん機関車

Ph2006120506 駅前で買ったじゃこ天、特上じゃこ天(1枚170円)は驚くほどおいしい


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12月4日 松山晴れず

 土讃線と海とみかん畑を撮りたくて松山に入って3日目。今日も結局ダメ。雲が多いながらも青空も見えて期待したのだが、とにかく列車が来るときになると大きな雲が太陽を隠す。午前中からその繰り返し。昼ごはんを食べに移動したときなど、ずっと晴れているのだが、また撮影で列車が来ると曇る・・・
 結局松山近辺の目的写真は撮れないまま、夕方になって宇和島方面に移動する。明日宇和島が予定通り撮影できれば、明後日には松山に戻るつもりをしている。撮影日程的にはこれで限度。あと二日なんとか晴れてはしい。

Ph2006120401 かなり青空は多いのだが・・・

Ph2006120402 列車が来るとこの通り

Ph2006120403 昼ごはんは鯛めし2種(炊き込み&鯛の刺身乗せ)刺身の方では卵ご飯に乗った鯛とネギ、みょうが、大葉が良く合う

Ph2006120404 松山の町に近づけは、けっこう晴れているのだが、結局海が見えるポイントでは晴れず

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12月3日 松山・蜃気楼の朝

 伊予北条近くで目覚めて海を見ると、遠い島が水平線から浮かんで見えている。通りかかる漁船も宙をすべるように進んでいる。それほど規模は大きくないものの蜃気楼だろうか?望遠レンズを付けて眺めてみると揺らめく陽炎の向こうに島が浮かんで見えて、なかなか幻想的な風景が見えた。
今回松山を訪れた目的は、みかん畑&海&列車のカットの撮影なのだが、寒冷前線の通過や冬型できれいに晴れてくれない。今日も雲の多い同じような天気だ。こうなれば昨日に引き続いて松山市電の撮影をするしかない。銀杏並木のきれいな場所や、機能うまく撮れなかった道後温泉駅などを中心に撮影する。もちろん坊ちゃん列車に乗ったり、松山城に登ったりと、ほとんど観光ムード。これはこれでOKなんだけれど・・・四国に滞在できる日数があと3日、撮りたい場所はあと2ヶ所・・明日の天気予報も芳しくないし、厳しくなってきた。

Ph2006120301 朝の海。水平線から島が浮いて見える

Ph2006120302 松山駅近くで市電と伊予鉄道の平面交差を見る

Ph2006120303 プラレール並みの交差方式

Ph2006120304 夕方の松山城から見た海。雲から差す光がきれい

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12月2日 撮影終えて道後温泉

 新居浜で起き出すが、空はどんより。それも次第に暗くなり雹が降ったり、土砂降りの雨になったりで午前中はまったく撮影にならなかった。昼過ぎてようやく明るくなり始める。それにしても風景的な鉄道写真は撮れるような様子ではない。
 そこでちょこちょと伊予電鉄をスナップしながら松山に向かい、駅近くに車を止めて市電に乗りながら撮影、以前と変わらぬ車両と色、お城の近くで見ればずっと昔に見たままの風景だ。時折雲が割れて太陽が差し込むとみかん色の電車が良く映える。ちょっとスナップのつもりがけっこう念入りに撮影してしまい、暗くなるまで撮影を続けた。寒冷前線の通過で風の冷たい日、撮影を終えての道後温泉のお湯でのんびりと暖まれた。

Ph2006120201 朝の伊予鉄道。土砂降りの雨が弱まっても空は暗い

Ph2006120202 時々日が差して坊ちゃん列車に光が当たる

Ph2006120203 道後温泉駅には坊ちゃん、マドンナ・・・面々が出迎え

Ph2006120204 夜の道後温泉。さすがに良いお湯


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12月1日 土讃線で鉄道撮影

 例年思うのだが一年は早い。もう12月になってしまったという感じだ。気付けば岐阜県も神岡鉄道も昨日で運転終了。すでに列車の走らない路線になってしまっている。仕事として鉄道写真を撮り始めた最初が第三セクター鉄道の本(山と渓谷社)なので、開業当時から通いつめた路線だ。娘が生まれた日も元気に生まれたのを見て、ヨメには“がんばったね”と声をかけて、そのまま病院から神岡鉄道に向った・・・その娘も高校生・・・時間が経つのは早い。そんな気分の12月入りだ。
しばらく暖かい日が続いていたのだが久々に朝から冷え込む。でも、これが普通の気温なのかも。昨日入った土讃線。今日は朝からきっちり鉄道風景の撮影になった。箸蔵の鉄橋から初めて大歩危の渓谷までいちにちかける。天気は晴れが基準で、時折真っ黒な雲が空を覆う。それでもだいたいのカットは晴れで撮影できて結果は上々。明日は愛媛に移動する。

Ph2006120101 朝の箸蔵駅、DLが単行で走ってきた

Ph2006120102 ピンクのあんぱんマン号も走る

Ph2006120103 真っ黒な雲から光が差してスポットライトになった

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11月30日 四国入り

 淡路島のSAで目が覚める。天気はどんより、せっかくの瀬戸内海や明石大橋も霞んでいる。今日は移動日と決め込んで徳島で駅弁を購入、昨日作った画像データのディスクを発送しようと宅急便を発送。ところが昼近くなって晴れ始めた。それも今回の撮影でもっとも済んだ青空だ。高速に乗り換えて阿波池田に向かい土讃線の撮影を開始。ところがそのとたんに分厚い雲が空を覆う・・・・とりあえず今日はギブアップ。鉄道写真は明日にかけることにしよう。
 撮影地で偶然あった友人カメラマンとしばらく話をしてから祖谷峡のかずら橋を見る。この辺は山の上で紅葉はほぼ終わっていた。夕方阿波池田で温泉に入って本日終了。

Ph2006113001 昨夜と同じアングル。空はどんより

Ph2006113002 四国といえばやっぱり讃岐うどん。醤油ぶっかけ

Ph2006113003 ついでに高松の“あんぱんマン弁当”中身はパンではありません

Ph2006113004 直前までの晴れがうそのようにどん曇

Ph2006113005 祖谷峡のボンネットバス

Ph2006113006 かずら橋はけっこう暗かった

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8月24日 四国撮影最終日も夏空

 昨夜はかなり涼しくてゆっくりと寝ることが出来た。琴平近くで起き出すとだいぶ日が高くのぼっている。日が差し込むとさすがに暑い。それよりも今日も連日のように空は白っぽくガスっている。遂に約一週間の四国滞在ですっきりとした青空や海は見えず、次回撮影に期待だ。土讃線や高徳線をちょこちょこ撮影しながら帰り始める。高徳線では昔からの有名撮影地を転々と覗いてみる。当然瀬戸内海は真っ白で撮影にはならないが、撮影できなくなった場所、ダメだと思っていたのに、意外にも撮れる場所・・・次回の撮影には有効な日になった。
 夕方4時には徳島近くで温泉に。露天風呂から空の真上を見上げれば、真っ青な空に白い雲が見えている。地平近くまでこんな色だったら燃えるのになぁ、とちょっとグチも。
 まあ、クルマのトラブルほか色々あった今回の撮影だが、少々効率が悪かった点を除いては新しい撮影ポイントにも挑戦できて、けっこう良かった。また、撮影ポイントではたくさんの方にも会えてこちらも面白かった。さて、次回の撮影は?秋の北海道??
 露天風呂を出てから高速に乗って、淡路島を渡って東京方面に。明日、あさっては友人たちと、ここ十数年続いている静岡での夏の海キャンプ。自宅に帰るのは遅くなってしまうが、二日間のんびりと過ごそう。
 ところで現在夜の9時半。名神高速の関ヶ原近くで渋滞が起きて、伊吹パーキングで休憩中。渋滞解消し次第、もう少し走る。
 明日、あさってはブログ更新を休ませていただいて、月曜日に次回更新の予定です。

Ph2006082501 まだまだ夏の風景は残っている

Ph2006082502 ただ、ぽこぽことした雲が邪魔してくれるけど

Ph2006082503 夕方淡路島から見た雲は少し秋の装い

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8月24日 クルマ完全復活

 四万十川近くで起きだした。今回の撮影でははじめて朝のコーヒーがホットに。久々に涼しい朝だ。しかぁし。日が差し始めればきっちり残暑。アセは噴出し、空には巨大な入道雲がにょきにょき、まだまだ夏は終わらない。
 午前中は久々に抜けた青の空と雲をバックに撮影する。昼近くなっても晴れは続いているのだが、午後イチで車を修理に入れる約束をしているので、少々走って中村の町へ。できれば出してほしいとお願いしてあった代車は残念ながらナシ。昼からはディーラーの机を借りて一昨日メールで頼まれていた企画書用の資料をまとめる。それは真っ青、まったくをもって惜しいのだが、こればっかりは仕方ない。クルマの方はきっちり3時間で作業完了した。交換用と旧タービンを並べて見せていただいたのだが、タービンの羽を指で回してみると、あきらかに重さが違う。焼き付き翌日に何故か動き出したものの、やはりマトモな状態ではなかったようだ。交換して正解。20万近く覚悟していた修理代もリンク品を見つけてもらって12万弱と厳しくはあるものの、予想より安くて助かった。
 4時に修理が終わって夕日の撮影でも・・・と思っていたのだが、ここ数日全国規模で起きているように、お約束の雷雨。撮影はあきらめて移動を開始。途中で打ち合わせの電話をして、資料のメール送付をして、琴平近くへ付いたのは22時過ぎに。いっぱい、2杯呑んで、これからゆっくり寝ます。夜になって結構涼しく寝易そうな予感。

Ph2006082401 夏の光に入道雲がにょきっ!

Ph2006082402 昨日は白かった四万十川。さすがです。もう澄み始めていました

Ph2006082403 新旧タービン、サービスの方にはお世話になりました

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8月23日 四万十川の色は

 高知県で撮影を始めて3日目。今日もけっこう厳しい撮影になってしまった。
 須崎で起き出して空を見上げると、少しだけ青空が見えているもののほとんどが雲、更に全体にガスがかかっている。ちょっと海の撮影は難しそうだ。まずは昨夜SPA!から入れていただいた原稿のチェック。こちらから出したレジメとちょっとしたインタビューで、よくもここまでの原稿に仕上がると感心!さすがプロという感じでした。(8月29日発売号に掲載だそうです) その後土讃線と海の見える丘に向ったものの海は見事なほどダメ。昨日の予定通り、海がNGなので予土線&四万十川に移動した。
 移動中に天気はどんどん回復。狙いのトロッコ列車は強い夏の日差しの中でGET。
 ところが、四万十川をぼ~っと眺めていて、おかしなことに気付いた。明らかにいつもの四万十川とは水の色が違う。いつもなら澄みきっていて川底や鮎が泳ぐのが見えているはずだ。けっこう強い雨が降った後でもにごりは一日、翌日には透明になっているのが常だ。なのに白っぽく濁って川底が見えない。どうにも四万十川らしくない写真になってしまった。
 トロッコ列車から1時間、午後の列車を狙っていると、ここ数日と同じように雲がもくもく・・・あっという間に真っ暗になって土砂降りの雷雨。夕方ほんの一瞬晴れた時に通過した特急南風の写真が今日唯一の成果。
 明日は午後から中村に移動して車の修理の予定。あさって多少撮影はできるものの一日移動日。今回の撮影も残り二日間。せっかくの四国だしのんびり過ごしましょうか。

Ph2006082301 朝の太平洋はどよ~んとして

Ph2006082302 真夏の四万十川をトロッコが走る。川の色がいつもと違うぞ

Ph2006082303 沈下橋を渡る。車で渡れる沈下橋も年々少なくなってきた



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