3月16日 寝台列車の終着
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今回の行程も撮影できるのは今日が最終日。最初の計画では撮影の前半は鹿児島、きっちり終えて後半は北九州で撮影するつもりだった。ところが北九州は日本海側の天候で、曇りが続き、南側も微妙な天気の連続で思うようにならず最終日だ。一日中途半端に時間が出来たので、いっそのこと予定外の長崎に向うことにした。
朝熊本を出て島原行きのフェリーに乗る。出航2分前に着いても乗せてくれるのが、短距離フェリーのいいところ。ポケットにパンを忍ばせてフェリーに乗り込む。このフェリーのお楽しみは船について飛ぶカモメだ。すれ違うフェリーにもカモメが群がって飛んでいる。投げたパンをキャッチするのはもちろん。手に持ったパンも器用にとってゆく。カモメと遊んでいるうちに島原に到着。
島原鉄道を軽くスナップしてから、国鉄型のディーゼルカーの運用を聞いてみた。これば残念ながら午後の運転。これを待っていると、それだけで今日一日が終わってしまう。泣く泣くあきらめて長崎の町へ。
この辺りで天気も回復。車を置いて駅で市電の一日乗車券を買って撮影開始。市電の撮影やら観光地を廻ったりでかなり楽しめる。特に長崎市電は広告車両が少なくて、昭和30年代の古い車両がそのまま走っているのが嬉しい。のんびりと撮影をしているうちに夜。ふらっと入った中華料理屋で味噌ちゃんぽんを食べる。これが思いのほか好みに合っていて大満足。8時には高速に乗って一路東京へ。
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昨日の予定を今日に延ばしてオレンジ鉄道の撮影を開始。ところが、まあ、このところのパターンになってしまった朝のどん曇り。夜はあれほど晴れていたのに、どこから来たのかこの雲は・・・
ようやく晴れ始めたのは10時ごろになってから。ぎりぎりで撮影開始。なんとか青い海をバックにオレンジ鉄道を撮れてひと安心。ただし、こちらに時間を取られ過ぎて、九州新幹線は次回に見送りに。今回撮影したポイントは、ほとんどがオレンジ鉄道が第3セクターになる前、まだ特急が次々と走っている頃に通った場所だ。走ってくる列車以外はほとんど変わっていない様子もいい。山陰の一部や、オレンジ鉄道の沿線など、大きな国道から離れている海岸沿いの町は、昔から変わっていない雰囲気がいい。みかんの収穫で行き交う軽自動車も、風景にマッチして悪くない。またゆっくりと来てみたい。そんな場所だ。
夜になって日奈久温泉に入る。昔からの温泉地で共同浴場には100円で入れるのも魅力だ。夕方遅かったが空いていた竹輪屋さんに入って、竹輪とてんぷらを買う。このてんぷらがハモのみで作ったという話で、めちゃくちゃうまい。今夜の晩飯に一袋買い込んだ。のんびりと風呂に入って、風呂前の小さなスーパーで買出しして、熊本へ移動。
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予定では一日肥薩オレンジ鉄道と鹿児島新幹線を撮影するつもりだった。ところがこの路線の魅力はなんと言っても玄界灘や八代湾の海との風景。そう、晴れていないとどうにもならないポイントだ。で、例によって天気予報は外れて朝からどんよりとした曇り。午後には晴れてくるらしいのだが・・・まあ、鳥好きの私としては、出水付近まで来て素通りは出来ない。やっぱり鶴の飛来地だけは立ち寄る。ここにはいつ来ても思うのだが、まあ良く集まるものだ。今年も一万羽オーバー。それでも韓国に新しく鶴を集めた観光地が出来て、出水まで来ない鶴が多くなったので、以前に比べれば飛来数は少ないらしい。しかし、ここしばらく話題になっている鳥の病気を考えると、越冬地が増えることは悪い話ではなさそうだ。
結局、海沿いのルートをロケハンしながら鹿児島へ戻ることになった。鹿児島に戻ると、驚くような晴れに変わり、櫻島もくっきりと姿を現した。早速桜島と新幹線を撮影するポイントに向ったのだが、残念ながら新しく柵が出来ていて、線路の近くまで寄ることできなくなっていた。地元の方にお願いして、畑から撮影させてもらったのだが、線路には防音柵、また新しい建物を次々と建てていて、アングル的にはイマイチ。
夕方になって、指宿枕崎線に移動して夕方の桜島を撮影。
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今日は日曜日。豊肥本線を走る観光列車を撮影しようと、阿蘇へと登ってみた。少し早めに着いたので、立野駅に寄って観光列車の入線時間を聞いてみた。と、本日運転なし・・・1月下旬のみ運転の設定がなかった・・・また、やってしまった・・・注意力散漫。
気を取り直して熊本市街に戻る。熊本電鉄を少し撮影。特に北熊本に行く路線は元東急5000系の単行列車だ。アオガエルと呼ばれていた頃のように緑色に塗られている。でも、片側の運転台が平たい面に作られた運転台で、ちょっとヘンな感じ。しかし、この車両東急を引退してから各地のローカル私鉄に移籍、それも現在ではほとんど残っていないのだ。何か声援を送りたくなるような風景だ。
午後からは熊本市電の撮影。通常は一日乗車券を買って、電車で廻るのだが、今回は車で撮影。有難いことに、今回は同行者が居るので、機材を降ろしてから車を駐車場まで回送できる。この頃には天気も回復して、悪くない撮影に。
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昨日地元の方に連れて行ってもらった海と開門岳の撮影ポイントの夜明けを撮ろうと、早朝でかけた。昨日の夜は満天の星。天気予報も朝から晴れで、かなり期待していたのだが、起きてみるとどんよりと曇り。まあ、一応ということで岬に立ってみる。厚い雲の下に山はきれいに見えている。幻想的で面白い風景なのだが、太陽が出ないのが、やはり物足りない。夜明けの時間を過ぎてもしばらく待っていると、雲が少しだけ動いて、海に日が差す。ほんの一分間の風景。その後雲は厚くなって、次第に雨になってしまった。
これでは鉄道風景写真は難しい。とりあえず廃止になった鹿児島交通の記念館に向う。バスターミナル近くには蒸気機関車が展示、現在お休み中の記念館にもお願いをして入れてもらう。ついでにバス修理工場の中にあるディーゼルと機関車を見せてもらって・・なかなか面白かったのだが、朝が早いだけあって、まだ昼前。
それでも天気は好転しなくて、ほとんど諦めムード。明日の撮影に備えて鹿児島に近い温泉に入り、夜まで尾道~しまなみ街道の原稿を書く。今回は、原稿の文字数に加えて写真のセレクト連絡も来ていたので、一気に書き上げてメールで送付。こちらのお仕事は終了。
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今回の撮影の最大の目的は「菜の花の指宿枕崎線」。どういうワケかこの路線には5月、8月ばかり来ていて、一番の見せ場の季節の冬に訪れたことがなかった。周辺に菜の花が咲いているのは分かっていたが、沿線の菜の花の写真はあまり見かけず、どれだけ撮れるかは不安な撮影地行きだ。
朝はうす雲がかかっている程度で、まあまあの天気。いつもの撮影ならば、撮影地のアタリを付けて狙い打ちするのだが、今回の狙いは菜の花。はっきり言ってどこに咲いているのか検討もつかない。それこそ街中の線路脇に花畑がある可能性もある。結局丹念に車で沿線を廻る。指宿までは意外なほど菜の花がない。列車本数の多い山川までは、ほとんどダメ。もちろん港と列車が見えるポイントなど、気を引く場所は数多くあったのだが、この先の天気があやしくて、とにかく菜の花を今日のうちに決めて起きたい。ようやく見つけたポイントは最南端の駅西大山付近。なんとか収穫ゼロだけは免れそうだ。
西大山の駅で、お決まりのアングル、開門岳と最南端の碑を入れて一本撮影する。山川から枕崎までの区間は列車本数が少なくて、効率が悪い。一本撮影を終えて近くをスナップしていると、地元鉄道ファンがやってきてカメラのセットを始めた。んん?何か来るのかな?聞いてみると、年に数回のキヤ(試験用の車両)が来るという。天気もいいし、これはラッキー。混ぜてもらって珍しい列車を撮影。
その後は枕崎駅にスナップに向う。この駅は、南国らしい低い屋根の駅で、最南端のレールは草の中に消えていって・・ものすごく好きな駅。周りに菜の花でもあれば・・・と思って向ってみた。現地に着くと何かおかしい。きれいなスーパーが出来ている。駅を探しても見つからない。振り返ると見覚えのある灯台形のモニュメント「最南端の終着駅」がある・・・????・・・
よくよく聞いてみると、昨年線路を百メートルほど短くして、めちゃくちゃ簡易型の駅を作り直したらしい。ホントに残念。
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九州に撮影に来ると不思議に由布院に出向いてしまう。もちろん風景的な良さもあるし、走っている車両にも魅力がある。それ以上に由布院で撮影するたびに必ずといって良いほど楽しい出会いがある。
共同浴場で霧の話をしてくれたおじさん、畑で撮影しているときにタバコの葉っぱや気候の話をしてくれたおじいちゃん。庭先で撮影していたら晩御飯のおかずをパックして持たせてくれたおばさん・・・・・とにかく歓迎されているという気分にさせてくれる。これもこの土地の風土なのだろう。
今回の出会いはちょっとびっくりだった。線路近くのお寺の駐車場に車を置かせてもらって撮影中に挨拶をした方、しばらく話をさせていただき名刺をいただいたのだが、湯布院町の町長さんだった。物腰が柔らかい方で話しをしていて楽しい。なんとなく土地の雰囲気が分かるような気がした。
さて、撮影の方だが天気は終日くもり。何度か撮影に来た中で始めて由布岳を見ることが出来なかった。桜はやっぱり昨日の風で厳しい状況・・・ちょっと厳しい撮影になったが、山が見えないだけに、いつもとは違った絵を狙うことが出来てOK。九州のカメラマンの方に案内していただいたポイントもOK。悪くない撮影だった。
明日は九州を出て撮影しながら北上の予定。
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と、いっても精神的な話ではない。九州北部では文字通りの嵐が吹き荒れた。午前中は雨こそ降らないものの強い風が吹き、午後になって風が生暖かくなったと思うと横殴りの風雨に変わった。まるで台風そのもの。何も桜満開のこんな時に・・・という天気。
当然のように花はことごとく吹き飛ばされて、根性の座った花びらが、いくらか残っている程度に。いやぁまいった。
撮影は、ほとんどスナップ程度。明日の撮影予定地由布院に移動して、撮影したデジカメデータの整理をして、ごろごろして・・・一日が終わり。撮影開始して一週間、ちょうど良い休息になったようだ。
それにしても、桜撮影の予定が狂う。九州で撮影してから北上するつもりが、天候で数日足踏みしている間に、関西、東海、関西の桜はほとんど満開を過ぎてしまった。さて、明日からどう動くか、考えなければ!
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今日は娘の高校入学式。因果な仕事で卒業式に続いて出席できなかった。娘には悪いと思うが、ここは頑張って写真を撮るだけ。帰ったら埋め合わせ・・・ちょっと高くつきそう・・かな?・。東京の天気も桜も良かったようで、良い入学式の連絡に一安心。3年間楽しんでほしいものだ。
長崎本線の朝はやっぱりという感じで曇り。それも、どよ~んとした感じ。一応撮影ポイントまで移動するものの桜の色はまったく出ていない。次々と走り去る列車を横目に、ゆっくりと朝ごはん。こんな時はあせっても仕方がないし。
昼近くなると空は明るくなって、満開の桜がきれいな色に見え始めて、ようやく撮影開始。午後になると春霞もどこかに消えて真っ青な空へ。午前の天気がうそのようだ。いやぁ、気持ちいい、気持ちいい。やっぱり桜の写真は青空バックに限りますね。青空を見た瞬間、撮影する気が100倍になった気分でした。
夕方まできれいに晴れていたものの、天気予報では明日は曇りから雨に・・明日は少しのんびりしましょうかね。
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遂に晴れた。朝方出ていたキリが晴れてくると、青空が広がるとまではいかないものの、ようやく見えた青い空。やっぱりいいねぇ!桜の色も濃くみえてGOOD。燃えましたよ、今日は。久々の「きまったぁ!」という一枚。待ちわびてました。
肥薩線の撮影を終えて、いつもの温泉に入って、長崎本線に移動。一般道を走ったら150Kmで5時間。けっこうかかりました。九州の皆さん、安全運転ね。すごく。
移動中のラジオを聴いていたら、前橋で桜の開花から満開まで2日間だったそうな。これはすごい。こんな時の花は見事だろうし、桜吹雪は一気に散ってすばらしいはず。撮りたい!けど、ここからじゃ間に合わない。もちろんタイミングも異常に短いし・・・
明日の土曜日は、私に限らずカメラマンの皆さんの勝負の一日。がんばりましょう!(と、言いつつ、現在電波が届きません。9日のアップになります)
私は九州系のラーメンが好き。特に熊本ラーメンがいいね。これは晩飯。
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