4月11日 吉野千本桜
鉄道写真家という仕事柄各地を廻っているのだが、意外に弱いのが奈良県。考えてみると奈良県に立ち入ったのは数年ぶり。それも10年ぶりに近い。まして吉野は初めての撮影だ。苦手意識をなくすべく今回の撮影テーマは大和路の春。
朝は吉野川に架かる近鉄吉野線の撮影から。川岸に咲くソメイヨシノは満開で美しい。列車本数も多くて撮りやすい場所だ。しかし、この鉄橋の撮りやすさで、いろいろ撮っていたのが後で響く。10時近くになってから吉野山に向かうと、平日だと言うのに車がものすごく多い。昨日ロケハンしてあった山の駐車場はすでに満車で登る道から進入禁止になっている。仕方なく吉野駅近くの駐車場に車を止めてロープウェイの駅まで歩く。もちろんロープウェイ&山の上もすごい。さすがに世界遺産の観光地といった感じだ。吉野駅といっしょに撮影するのは吉野山の下千本と言われる桜。桜の状態はぎりぎりセーフ。状況としては上千本がピークらしいのだが、列車といっしょに撮影することができないのが残念。それでも風に舞う花吹雪の中での撮影。穏やかな一日が過ぎた。明日も奈良の撮影。
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