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2月1日 津軽海峡冬景色

 淡い期待を抱いていた陸奥湾の晴れ間も今日は無理そう。朝からどんよりと曇っていた。
 朝の撮影は海峡線の津軽今別駅から。まずは下りの函館行き日本海を狙う。カメラのセットを終えて振り返るとカメラバックを下げて歩いてくる方の姿が。今回の撮影で初めて会うファンの方だ。弘前から来た方で、いろいろと情報をもらい感謝。
 数本を駅で撮影してから三厩駅、竜飛岬へと移動する。
 冬の竜飛岬。当然のように誰もいない。青函トンネルの記念館も冬季休業中。
 カメラを一台肩から下げて、灯台の周りを歩く。雪雲の中に微かに見える北海道と荒涼とした岬の風景。海からの風は冷たくて、なんとも言えない雰囲気だった。
 三厩駅は津軽線の終着駅。到着する列車を待って駅に向かいスナップ。最近の駅では珍しく駅員が列車を出迎える風景を見ることが出来る。降りてきた運転手さんに「寒いですね」と話しかけると、「そうかぁ?今日は暖かいほうだぞ。ここは北海道の気候だから・・・」と返事が返ってくる。函館あたりで、同じような話をしているときに「ここは本州の気候だから」と言われたこともある。竜飛が北海道気候で、函館が本州気候・・・なんとなく分かるような気もする。
 三厩駅で撮影している頃から雪が吹きつけ始めた。雪はどんどん強くなって吹雪に。青函トンネルと津軽線走行を諦めて青森駅へ。駅近くの八甲田丸に乗る。なつかしい。八甲田丸も何回乗ったことか。急行八甲田>八甲田丸か津軽丸>急行すずらん、北海道へ撮影に行くときには大抵このパターンだった。
 それにしても、八甲田丸の脇にある「津軽海峡冬景色」の記念碑・・・なんとかならんものかね>頭の中で石川さゆりの声がぐるぐる回ってます。

ph-20060201-01 北海道へ向かう寝台特急日本海、この春には青森止まりになってしまうらしい

ph-20060201-02 竜飛岬からの風景

ph-20060201-03 津軽線三厩駅では駅員が列車を見送る

ph-20060201-04 なつかしの八甲田丸

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