5月6日 残雪の棚田
十日町を発ったのは朝もゆっくりした時間。街中ではソメイヨシノは散り八重桜が咲いている。昨日は立夏、春というより初夏の装いだった。ところが街を外れると風景は一変。そこかしこに雪が残っている。山の木々は緑、田んぼにも水が入っているのにメートル単位で残る雪が不思議な風景になっていた。
今日は基本的にロケハン。今回の北越急行ほくほく線は、トンネルが多い上に多少線路が地上に出ていても、防音壁に囲まれている区間もあって、なかなか撮影ポイントが見つからない。新しいポイントを探そうと歩き回るが、ようやく見つけた林道も雪の壁に阻まれて進めない。詳細なロケハンは後日になりそうだ。
昼近くなって厚い雲から青空が見え始めた。ほくほく大島駅に立ち寄ると待合室の大きな写真に棚田が写っている。この辺の棚田は、水路で水を引くわけではなく、田んぼに残った雪を水源に作るのだと言う。これは見てみたい。天気も良くなってきたので早速山に向かった。まあ、そんなに簡単に撮影向けの場所が見つかる訳もなく2時間ほどうろうろしてようやく気に入ったポイントを発見。山には残雪、棚田は水を湛え、新緑と桜が時折さす日の光に輝いていた。撮影を終えてもコーヒーを入れてしばらく眺めていました。
残雪の棚田が美しい。ぜひ写真をクリックして大きくしてみてください
お昼は安塚の道の駅でお蕎麦。そば粉100%の割りにもちっとした感じがおいしい。天ぷらは、うど、こごみ、よもぎ、ふきのとう・・・春の味を堪能しました
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