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1月12日 爆走ワゴンドライバー

 内モンゴルの道路事情は、日本の感覚からすると無茶苦茶。信号は無視するは、対向車が来ていても追い抜きするは、人も人で車が来ていてもまったく平気で歩いている。もうルールは「当たらない。当たられない」だけのように見えるほどだ。
 その中でももっともすさまじかったのが、私を乗せてくれているドライバーの張さん。街中では4車線の道で、前の車が対向車線にはみ出して追い抜けば、更に遠い車線から追い抜く。2台並んで対向車が来ればクラクションで掻き分ける。とくかくクラクション鳴らしっぱなしで大爆走!郊外に出れば「なんぴとたりとも前は走らせない!」状態でがんがん走る。この運転にはずいぶん助けられた。列車本数の少ない日などは一本の列車を追わなくてはならない。ビデオを中心に撮影をしていたので、マイク用のケーブルを引いたり、場合によっては三脚2台カメラ2台のセットをしなくてはならないので時間がかかる。一番早く乗り付けて、一番後の撤収になる。しかし、一番最後に車を出しても他のグループの車をごぼう抜き、次の撮影地には最初に着いて、セットするだけの時間をくれる。これは本当に助かった。
 ただ・・・ホテルに帰れば「かんぺー」の嵐。とにかく飯の間中二人で「かんぺー!」、「いやいやこれからカメラのクリーニングをしなきゃならないんだけど」「いいから、いいからかんぺー!」
 妙に気が会った。張さんからも「おまえとは気が合う。おまえだったらどこまででも走ってやる!」とにこやかに話し、実際撮影地に向かって細い細い轍もものともせずに、轍がなくなって登山道に入っても車がスタックするまで進んでくれた(一度は地面にオイルが・・・)。仕事でもないのに三脚を運んでくれたり、列車接近が見えないところでは、近くの丘まで登って接近を見てくれる。ずいぶん助かった。何より助かったのは、撮影のトラブルで気が落ち込むと、察知してとにかく笑わそうと、必死で対応してくれた。今回の撮影のムードメーカー。張さんのおかげで楽しい撮影になったのが何より嬉しかった。

1月12日の行程:熱水>林西~径棚間を重連列車を追いながら撮影>熱水(泊)

pd-20050112-01 宇宙地-熱水間を走る重連貨物列車


pd-20050112-02 ドライバーの張さん、ずいぶんと助けられた

 

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